2014年2月24日月曜日

(the)beds 『washing life one』

(the)bedsの新しいアルバム『washing life one』のレコ発ライブに行ってきました。

会場は池袋adm。ひさびさに行きましたが、表からは「スタ丼」の店にしか見えなかった(以前はHip Hop洋品店だったような記憶)。なんかこういう店舗構造、「アジアやな~」って感じ。イケブクロのこういう怪しげなところが大好物です。

入ると関谷謙太郎氏のライブ中。実はUNDER THE COUNTERの時にシブヤネで一回だけタイバンさせてもらったことがあります。今回がUTC解散以来初のライブとのこと。相変わらず力強い歌声で、かっこよかった。

二番手は我らが兄貴ノリさん率いるtape me wonder。新曲を多数投入してくるチャレンジングなステージ。特にできたてホヤホヤという新曲「バンドワゴン」から90sオルタナ魂をビンビンに感じました。気合いが入っていたなー。ノリさんはどんなライブでも絶対に「置きに行かない」。音楽を楽しみながら常に「勝負」を挑むスタイルがかっこいいと思う。

そして(the)beds。アルバムに収録された新曲を中心に構成されたライブでした。驚いたのはブービーの歌の表現力が激増していたこと。これは良いボーカル!リズム隊もタイトで心地いい。メロディの良さはもちろん展開やアレンジのひねくれっぷりも悔しいぐらいツボを押してきやがる。あ、サポートギターのハタキチ氏(from 宇宙遊泳)もビシバシと「ずるいフレーズ」をキメててずるかった。




すごくいいライブだった。

その音楽性と人柄から、先輩後輩問わず、バンドマン界隈から常に愛され続けている(the)beds。メジャーで「ガツガツ」行くタイプのバンドではないかもしれないけど、いい意味で「インディーズバンドとしての自由」を謳歌しながら、素晴らしくひねくれた音楽を紡いでいます。

聞けばもう結成10年目なんですね。何気にベテランじゃん。

これからも「自由」を感じさせる曲をたくさん作り続けてほしいです。

おめでとう(the)beds!

2014年2月18日火曜日

人:Jim Breuer

 YouTube漂流してて行き当たったメタリカの「MTV ICON」セレモニーで、とあるコメディアンがジェイムズ・ヘットフィールドのモノマネ(ジェイムズが「絶対言わなそうなこと」を物まねで言う←日本でもホリさんのネタにこういうのあったな)をしていた。それがとても上手で面白かったので、気になっていろいろYouTubeで検索しているうちにハマった。
 彼の名はJim Breuer。日本では全然聞かない名前なので、何とお読みすればよいのか。たぶん「ジム・ブリュアー」さんとか「ジム・ブルーアー」さんとかだと思う。
 さっそくアメリカ人の友人に聞いてみたところ、この方、90年代に「サタデーナイトライブ」で有名になり、その後何本か映画に出ていたとのこと。
 さらなる独自調査によると、98年に同じくコメディアンのデイブ・シャペル(ミシェル・ゴンドリー監督『ブロック・パーティー』でおなじみ)と『Half Baked』というマリファナ万歳映画に出ていたようです。そんな映画知らないぞー。日本未公開ですよね当然。
 とまあ、その経歴からも分かるように以前はかなり過激なネタで人気を得ていたみたいなんだが、最近はメタルや自分の家族をネタにしたギャグでお茶の間ウケしはじめているみたい。
 とにかく、「メタルモノマネ」のクオリティが高い。「もしもメタリカが『ビンゴの歌』を歌ったら・・・」、「もしもオジーが『ロンドン橋』を歌ったら・・・」みたいな「メタルもしもシリーズ」が十八番みたいなんだけど、その「細かすぎて伝わらない感」がとても面白い。たとえメタルを知らなくても、なんだかよくわからないハイテンションに思わず笑ってしまうことうけあい。
 あと、「自分の家族モノマネ」が最高。究極の身内ネタだけど、これがなぜか笑える。妻のモノマネとか、「あ~、こういう“妻”いそー!」って感じで。
 ひさびさに気になる人が現れちゃいました。日本でも有名にならないかな。無理か。


ご本人(メタリカさんご一行)を目の前にモノマネパフォーマンス。強心臓。もしもジェイムズが「幸せなら手をたたこう」(If you're happy and you know it)を歌ったら・・・。最後にジェイムズ本人が「俺ってあんなか?・・・まあ、そうだよな」(意訳)と言ってます。


メタルで子供の歌を歌うシリーズ。AC/DC最高!



二日酔いのJimさんを子が襲撃。途中で「妻のモノマネ」が出てくる。



空港の近くに住むと・・・。爆音の声帯模写がすごい。お母さんのモノマネあり。